日本の改革と事業プロデュース

特に政治の話をしようとは思っていませんが、改革をするということに焦点をあててビジネスの世界を考えてみたいと思います。

”新しいこといつもTopdasから”のキャッチを使っているように、普段は企業の新規事業や新商品開発分野で仕事をしています。
海外の企業とやったことがないので一概に言えませんが、日本の企業ではその社風といいますか、新しいことに取り組む際の抵抗感みたいなものを強く感じる事が少なくありません。
伝統的な文化や技術を守ろうというのであれば賛成なのですが、社会環境が日々変化する中で全てを守ろうとするのはどうかと思います。

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今、解散総選挙で大騒ぎになっていますが、反対派への刺客や話題性のある立候補者などマスコミが面白おかしくしようとでもしているのかわかりませんが本来議論すべき点からはかなり焦点がズレていると思います。
要は、改革を進めるか、昔ながらのスローペースに戻すかを国民に問っているのだという事です。改革の一つに郵政があってその優先順位が高いか低いかも議論されていますが、改革路線で行くかどうかがかが決まってそれより早くすべきことが見つかったなら順番を入れ替えても国民が納得するならそれでいいんじゃないでしょうか?

「郵便局が無くなる」って改革反対派が叫んでいますが、考え方を少し変えてみたらどうなんでしょう?
私の得意分野からビジネスを創造すると、まず考えるのが地域にとって必要な郵便局の存在価値は一体何なのかを考えます。現在ある郵便局の建物が文化財で無い限りは、建物を残そうというのではなくその求められる機能を果たし、さらに便利になるとすれば地域住民は納得するのでは?と考えますね。
では、その方法にはどんな事が考えられるか?の仮説を立ててみるのです。
(改革反対派はこういうことさえも考えないで反対というから困るのです)
思いつきのように仮説を立ててみます。

点々と民家が散らばる過疎地にある郵便局。そこに行くのは、郵便を出したり、お金の出し入れをすることだとしたら、住民は必要な時にそこに足を運んでいるのでしょう。
郵便は配達されますから待っていればいい。
では、この郵便局の建物を無くして、多少遠くになるかも知れない本局から1日に数回移動郵便車両を走らせたらいかがでしょう?”♪さーおだけ”と同じイメージで”♪郵便車でーす”とやるのです。郵便物、郵パックの集配や切手の販売などを行うのです。過疎地は高齢化が進んでいますから家まで来てくれると便利じゃないですか。

お金のやり取りは、IT化が進んだ現在ならではのネット取引がありますから操作を含めて指導したり、数が出るなら使いやすい端末を配備することも出来るでしょう。ネットがすぐ無理なら最初は郵便局の現金書留機能を応用した入出金サービスを考えて段階的に導入する事もいいかも知れません。
ただこれらは郵便単体で考えるのではなく、ITを使える他の機能と融合することで現実味が高まります。例えば、一人暮らしの老人のブロードバンド相談やセキュリティ、食材や日曜雑貨の宅配などと連携したネットワークサービスを構築するのです。

このようにある仮説を立てて検証して行けば、必ず従来よりもグレードアップしたサービスなり社会貢献が生まれてくるのです。これはやってみないとわかりませんが、しっかりした仮説検証によって進めれば間違いなくイノベーションを起こします。
ダメなら待てばいいじゃないですか?何もせずでは価値あるものが生まれるはずはありません。
要はこのような新しいことに取り組むかどうかです!!

ビジネスをデザインする会社 Topdas
マーケットプロデューサー 久保 修
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by topdas | 2005-08-23 11:25 | News&Comment