エレクトロニクスと自動車産業の行方

昨日、「エレクトロニクスと自動車産業の行方」の基調講演に行ってきました。

自動車フォーラム2月17日開a0017660_231352.jpg催天満橋OMM

テーマ:「日本の電機・自動車産業の国際競争力の行方」 ~韓国・中国の追い上げと日本の対応~
講師:安積 敏政 松下電器産業株式会社 グローバル戦略研究所首席研究員  
塩地 洋  京都大学大学院経済学科研究科 教授







お二方のお話の中での、エレクトロニクスと自動車産業は、

エレクトロニクス→
・商品のプロダクトライフサイクルが非常に短い。
・大手量販店(ヤマダ電気、コジマなど)が実質価格決定権をもっている。
・新商品を出しても人件費の安い中国にスグに真似されてコモディティ化が始まる。


自動車産業→
・高価格商品である。価格を安くしたから買うというものではない。
・中古車市場が発達している。
・メンテナンス(車検や保険)などのサービス業界も大きな市場を形成。


中国では、自動車を一から開発するというよりは、コピー自動車をより早く作って、国内市場の需要に応えることが当面優先される。
買い替えマーケットの日本とは違い、中国はまだまだ初めて車を買うという層が何億人も残っているのだ。

私は、日本がこれからも勝ち続けるためには、自動車もそろそろ全くこれまでとは違う機能や役割を持たせる必要があると思っています。すでに自動車には高音質のオディオルームと高級ソファのリビングルーム、さらに最近ではGPSカーナビなどのコンピュータールームまで備わってきた。ただ良く考えてみると本来の移動手段としての役割に快適さや高級感などグレードアップして来てはいるものの、イノベーションを感じるほどではありません。

ここでTOYOTAの渡辺新社長が就任後、云われた言葉を思い出します。
”走れば走るほど空気をきれいにするクルマ”
”人を傷つけないクルマ”
”乗ると健康になるクルマ”


斬新な役割を自動車に見出せれば、中小企業にだって大きなチャンスがやって来ます。
少し考えればたくさんありますよ!まずは一つでも実際に考えてみてください。
[PR]
by topdas | 2006-02-18 23:01 | News&Comment