採用注意報:それってずっと必要ですか?

新入社員の入社時期が間近になってきています。

メガバンクや大手企業などが今後の採用枠拡大を次々と発表していますね。
景気回復もありますが、少子化問題や2007年からの団塊の世代の大量退職時期を迎えて、人材確保の準備に入っているのでしょう。
大企業では、体力がありますから大量採用して、後から体よくフィルターをかけることも出来るでしょうが、中小企業ではそうは行きません。

a0017660_1012227.jpg人材確保の難しさはこれから厳しくなっていくことは以前にもコメントした通りです。
中小企業の経営課題:再考
ちょっと待った!「中小企業の経営課題」


中小企業が人材採用をする場合に間違ったケースが見られますので一言。
<ケース1>
過去の蓄積で多少体力のある会社が、社会環境の変化(コンプライアンス、セキュリティ、環境など)の対応に追われることで、現場業務に負担がかかり人材を採用するケース。
一時的に残業が増えたり、新しい流れを作る為に内部抵抗が起こりますが、これらは一時的なもの。当たり前のことをきちんとやれる会社にしましょうという社会的な流れであって生産性のある業務では全くありません。これで”雇用”をするのはあまりにも短絡的でお勧めできません。ピークを過ぎた後に役立つ人材になるとは限らないからです。
アルバイトやパート、契約社員で十分でしょう。

<ケース2>
またこれとは別に、現状の問題点が見えていないにも関わらず、焦った経営者が打破を掲げて一気に人を増やすケース。
一見問題なさそうに見えますが、現状何をどうしたらいいかもわからなくなっている経営者や管理職が”人を入れると何か変わるだろうという期待”とそれによって問題をそらせて先送りするという潜在にある古い思考。これでは一種のバクチです。
本人も気付かず権力に任せて実行してしまうという恐ろしい病気?かも知れません。
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これらの危険に気付いた社員が内部から上層部に働きかけるのは難しい問題です。
出来れば、頼れる第三者に動いてもらうといいのですが...
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by topdas | 2006-03-17 10:07 | News&Comment