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ちょっと怒らないといけないピンハネ財団

自動車リサイクル料金、経費膨らみたった1年で100円値上げだそうです。
よくもまあ平気でヌケヌケと!

ちょっと怒らないといけないピンハネ財団_a0017660_9252970.jpg財団法人自動車リサイクル促進センターが運営しているのですが、経費が膨らんだから値上げとは全く理解できない。ご存知の方は少ないかもしれませんが、そもそもこの財団はリサイクル料金の資金を管理する為だけにわざわざ作られた財団法人。
大したサービスを提供するわけでもなく、もともと不要な存在だったのです。ちょっとしたシステムを組めばこんな組織はいらなかったものなのです。
逆にこれらの財団を運営する為に払っている分、国民の負担は増えています。その上、今回のように経費が膨らんだから値上げとはあまりにも調子が良すぎる話。
まずは、自分達の給与や経費削減の努力を明示してから納得のゆく説明をするべきだと思います。
もっと云えば、この財団の必要性を見直す必要があると思います。
お金を預かって管理しているだけで胡坐をかいてメシを食う、ピンハネ財団。
久々に頭にくる話です。

以下引用
05年1月に始まった自動車リサイクル制度に基づいて使用者が支払う料金が、4月から100円値上げされる。小幅とはいえ、開始1年余りで値上げに追い込まれたのは、廃車状況の情報を管理するシステムをめぐり、見込み以上に経費が膨らんだ一方、収入は下回っているためだ。

 リサイクル料金は、車を買った時に前払いするほか、04年以前に買った車は車検時や廃車時に払う。料金のうち、エアバッグやエアコン用フロンなどの処理費用はメーカー・輸入業者が車種ごとに設定。ほかに廃車状況の情報管理システムの運営費が130円、料金の管理費が480円(新車購入時は380円)。排気量2リットル超の普通乗用車なら計1万~1万8000円ほどになる。

 このうち情報管理の料金が230円に上がる。制度を運営する財団法人の自動車リサイクル促進センターによると、情報管理システム運営費の05年度収支は約2億8000万円の赤字に陥る見通し。解体作業が予想より複雑だったためシステム処理能力の増強を迫られたほか、業者からの問い合わせ殺到で担当者を増やし、経費が膨らんだ。一方で収入は予想を下回った。

リサイクル料金の流れ
http://www.ar-simon.jp/system/index.html
見通しの甘さの責任の所在は明確になるのでしょうか?
by topdas | 2006-03-20 09:25 | News&Comment