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予言:旧メディア界×ネット参入組Gyao達

予言:旧メディア界×ネット参入組Gyao達_a0017660_1002184.jpg今年は、”新映像元年”と早くから宣言をしておりましたが、その通りメディアの話題が途切れなく続いています。
出来れば、毎日提供される話題に振り回されることなく、そのチョット先がどうなるかを考えてみて下さい。

メディアとネットの融合なんてことは、あらためて申し上げる必要はないかも知れませんが、ポイントを整理しておきますと、

 ●4大メディアは、順にTV、新聞、雑誌、ラジオで、その収益源のほとんどは”広告”
  約6兆円と云われる広告ビジネスの中でTVは2兆円を占めます。
  これにネット広告が加わり、2005年には、ラジオ広告を追い越してしまいました。

 ●ネットが注目されているのは、TVが一方通行に対して、ネットは双方向も可能。
  視聴者の嗜好やニーズも掴みやすく、ターゲットを絞り込んだマーケティングが容易。


 ライブドアへの個人出資と甘いマスクで一躍有名人になったUSENの宇野社長が力を入れる”Gyao"。無料で動画が見れるが、視聴前に一定のCMを強制的に見させられる。(広告収入)

他方、従来のTV局の配信事業は、有料又は一部無料であるが、広告収入減をそのまま有料化に置き換えるだけでは、視聴者数も増えず、どっちつかずの状態。結局コンテンツ勝負に向かうが、それではGyaoに追いつけないと思われます。(迷いが見えます)

ここで、再度考えたいのが「広告はなくなるか?」であります。
答えは「No」であるはずです。従来のCMは通用しなくなるかも知れませんが、「広告」自体はなくならないでしょう。


次世代広告の手法として、コンテンツの中にさりげなくCMを入れることが一つの突破口になるでしょう!これまでも、トヨタ自動車が、自社の車に乗ってアチコチ旅をする番組を放送していますが、今後はドラマやニュースなどこれまでに無かったコンテンツにどう載せるかがポイントになると思います。CMスキップにも対応出来るメリットもあります。
その場合、コンテンツは作品か?ビジネスか?の議論は生まれるでしょうが。

Child's Eye(売れるモノ、売れる仕組みを作る視点)は、一歩先を今考えるから次世代ビジネスが見えてくるのです。

次世代広告を創造する Topdas
by topdas | 2006-05-23 10:00 | Child's Eye