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やり遂げ感と契約

私はインディペンデント・コントラクターとして複数の企業と短中期間の契約を結んで仕事をこなしています。
最初にクライアントと打合せして、その目標とする成果に対して報酬と契約期間を決めるのですが、一緒に仕事をするプロジェクトメンバーの中には、期間に対する緊迫感が薄いと言うか、何らかの理由を見つけて直ぐに先延ばしを考える思考の方もいらっしゃいます。(大企業に多く見られます)
これは自分のサイフからお金を出しているという感覚が麻痺しているからでしょうか?
特に遅れても毎月キチンと給料が入ってくる安定感がそうするのでしょうか?
本人のモチベーションの問題でしょうか?


いずれにせよ、期間と成果を求められている私にとっては与えられたミッションよりも厄介な問題です。
自分では、相当頑張ったところで達成できそうな期間設定をしていますので、依頼側の企業担当者に緊迫感が無いと何ら成果も出せずに契約期間を迎えてしまうあせりに近い状況を感じる事があります。

企業側管理職が簡単に”延長すればいいじゃない”と言ってこられる事が多いのですが、私としては自分のスタイルに合いません。
もしくは、クライアントの上層部からは”何も出来ていないじゃないか”と言われるのも心外ですし。
これまでの自分は、期待される成果をクライアントが思っているより早く作り上げて、残期間は依頼されていない分野までお手伝いをするというのが自分スタイルです。
成果も出ないのに報酬をもらうことは自分のプライドが許さず耐えられません。

契約期間終了が近い案件が一つあるのですが、こちらはスタンバイ出来ているのですが、相手方が一向に進まない状況でヤキモキし始めています。
最後までプッシュし続けたいとは思いますが、このまま期間終了になったら、期待して依頼してくださった経営者に対して申し訳ないし、自分の”やり遂げ感”も満たされないので、報酬の返還か無償期間延長を申し出しようと考えています。

互いに力いっぱいしっかりやって成果を上げ喜びを分かち合って、また前向きに次のステップに挑戦し続ける関係を築くことを目指します!

そんな働き方を選んで独立したのですから。

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前向き
by topdas | 2005-11-30 09:23 | Relax Room